河童仰臥之水辺、水草稿之室

主にデレステ関連の記事が置いてあります。完璧主義という病を克服し、日常の彩りに毛を生やすためのもの。

デレマス眼鏡講釈:デレステ3Dモデル

 
 
 
 
「眼鏡にまつわる話~耐えられない五秒~」
 
 
 
 
 
かくいう自分自身も近眼と乱視の
ツープラトン攻撃を享受している身であり、
日常で眼鏡は欠かせないものとなっている。
 
水辺の仕事の関係上
コンタク党にも所属しているが
基本メガネストであり、
眼鏡へのリスペクトは10年以上続けている。
 
とある擬人化したお船さんたちなら
(黒)霧島が好みという程度にはそれなり。
 
 
 
そんな立場のせいもあってか
キャラデザにおける服飾としての眼鏡には
敏感であると自負しており、
デレマスのかのメガネストにまつわる
眼鏡の話:グラッシーストーリー(Glassiestory)を
夢想するのに事欠かないものである。
 
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613234804j:image
 
 
 
自分も5秒もたないので
これから眼鏡に関連した記述をする。
 
 

 

 
 
 
デレステ創作ユニット
 
 
個人的な嗜みとして
とあるテーマに合わせて部屋面子を
決めているだけでは飽きたらず、
LIVEでお披露目するユニットとして
テーマに沿った5名を選出する遊びも
数々こなしてきた。
 
ぷち2Dを愛でる部屋と違い
3Dモデルとして5人で踊ってもらって
ちゃんと共通点が見えやすいような
組み合わせが主となるし、
現実に照らし合わせたマーケティング
独自のLIVEパフォーマンスなども
妄想する領域となり
 
部屋は日常が主
ユニットは仕事(LIVE)が主
 
といったように何となく分けている。
 
実は渡来部屋なんか
ユニット構想が先にあって
3Dのスクショしていたら、
日常での様子もすごく想起されたので
部屋面子としても利用に至った。
 
 
ここまで説いて何を言いたいかというと、
本題の眼鏡です。
 
 
 
それではお披露目
LIVEステージでもグラッシーズ・オンな
生粋のメガネストが揃った
ちゃんと見えるし見てくれるユニット
 
:Glassy Girls(硝子乙女)
 
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613234858j:image

f:id:kasen_warashi:20160614040534j:image
 
 
 
それじゃあここから何を語るかというと、
デレステ3Dモデルの細かな作り込みである。
 
そもそも
デレマスの絵の服飾の作り込みは
気付きがあるたびに感銘を受けるばかりで
それも後々に語るつもりではあるが、
こと眼鏡のデザインチョイスにも
気合いが入っているあたり
制作側の情熱と
上条春菜メガネスト筆頭という
キャラクターが持つ情熱が相乗効果を産み
圧倒的な魅力と説得力を醸し出していること
請け合いである。
 
 
 
 
先ずはこのお方から
 

f:id:kasen_warashi:20160613234941j:image
 
 
ボンソワール道民ちなったん。
一部東北の方言はフランス語に
発音が似てるらしいから調べてみたら?
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235007j:image
 
彼女の眼鏡は基本的にいつも同じ
 
横長長方形で太い全縁、
弦も太く臙脂色の眼鏡。
 
この形状から察するにレンズの厚みは相当で、
かつ
縁が太いことから
動体視力を重視しない
読書向けであることが想像される。
 
それでいて
私服の淡めの色と相対して映えるように
濃い赤、臙脂色。
雪の多い北海道出身であったからか
実は目立ちにくい安易な黒を
選択しないあたり、実用性も重視した冷静で
かつ決意したことには大胆さを見せる
キャラクター性との相互関係も窺える。
 

f:id:kasen_warashi:20160613235101j:image
 
エゾジェンヌ相川さんのチャームポイントは
眼鏡だけでなく、この
どこか気怠げなタヌキ目の眼差しと
非雪国からしては過剰な暖房に守られてきたであろう
艶めいた口唇にあると思える。
眼鏡と口唇の照明による反射ハイライトが
彼女の持つ優美さをより際立たせるであろう。
 
 
 
 
 
 
次はこの方
 

f:id:kasen_warashi:20160613235131j:image
 
 
個人的に飛騨高山のほうかなあ?と
勝手に想像している岐阜県民、八神。
妙に身体能力高めだから険しい山育ちなのかと。
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235213j:image
 
LIVE衣装でもこの眼鏡は基本変わらず
 
縁も弦も細い銀の横長丸眼鏡、
ちなったんのものは
プラやべっこう系だと思うが
こちらは金属だと思われる。
 
現代忍者である諜報活動家八神さんは
比較的運動を必要とするようで、
広い視野と同時に頑丈さと軽さを備えた
細い全縁(確実な描写がないため予想)を
選んでいると思われる。
使用金属は多分アルミ、若しくはチタン
何となくだけどステンレスじゃなさそう。
 
・丸いのに、鋭い。
 
マキノメガネを説明するならこうか、
丸いけど細い銀縁のおかげで
冷たく鋭い印象も持つ眼鏡の下にあるのは
必要な情報を鋭利に入手するための
エッジの利いた眼光。
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235251j:image
 
 
この格好良さは
クール以外に所属の余地がないぐらい
Coolにまとまっている。
しかしまあ年相応の女子として
デザートを嗜むキュートな姿や、

f:id:kasen_warashi:20160614040616j:image
 
衣装のノリでUSBメモリのような記憶媒体
飛騨高山の如し双豊の山脈の渓に納めるなど
パッションな一面もある。

f:id:kasen_warashi:20160614040629j:image
 
そんなそれぞれの表情の魅力の後押しにも
一役買えるような便利眼鏡。
 
 
 
 
 
 
 
次はこのお方
 

f:id:kasen_warashi:20160613235337j:image
 
 
オカンが近畿の言葉を遣う煽りを食らい
自身も「なんぼやろ」精神に冒された静岡県民、
しぞーかのなかよし三人組であるトリオユニット
ニューウェーブの会計係。土屋亜子。
守銭奴キャラが目に付きやすいが
食事にこだわりのあるグルメ派でもある。
ニューウェーブは静岡の高校の同級生らしいが
勝手な地域の憶測として伊豆はまあ除外で
浜松側じゃなくて静岡市のほうかな~とか、
なんか清水っぽい気がするんだよなぁ、とか思う。
イズミンなんかPCいじりながら無意識に
お冷やの掛川茶とかガブガブ飲んでそう、
それを横から無尽蔵に提供してるのがアコちゃん。
 
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235407j:image
 
彼女もこの眼鏡が基本で
他の衣装でもあまり変わらず
 
アコメガネは下縁ナシ
細すぎず太くない臙脂色の上縁ワクタイプ、
透明なプラワイヤーで吊って補助してるやつかな?
何となくだけどこれはステンレスに
飾りかメッキでの着色っぽい気がする。
 
ここでふと疑問になったのが
マキノの絵にあるように
目を魅力的に描くため透過されがちな
眼鏡の上縁が、何故アコちゃんになると
しっかり描かれているのか?というところ。
それはやはりキャラクター性に
関連があるのだろうと考察しています。
 
 
アコちゃんといえば、お金の勘定。
つまり手元の作業が大事になるわけで、
下にフチのない眼鏡だと目線をおろした
手元が見やすいという利点があります。
そもそもこれを考慮すれば下フチなしは
十分に腑に落ちるわけですが、
じゃあ何故上縁をわざわざしっかり
キャラクターとして描くのか?という点については
これだけじゃ説得力があまりない。
しかしここで終わらない我が妄想。
 
アコちゃんは守銭奴キャラだけど
そこまでドライじゃないし
しっかり女の子なんだから、そりゃもう
【金運グッズ】なんか好きそうだな、と。
運とか何とかいうなら風水とか
ふじとも(藤居朋)

f:id:kasen_warashi:20160614113234j:image

あたりとめっちゃ盛り上がってそう。
となると
皆さんもうお分かりであろう、
アコちゃんの眼鏡の上縁が強調されてるのは
風水のおかげなのではないかということです。
 
風水的にいうと、どうやら
眼鏡の上縁と眉が重なると金運の相になるらしく
その点でいうとまあ
二次元的デフォルメのおかげで
見た目眉とは被らないものの
そう考えるとよく腑に落ちるわけです。
 

f:id:kasen_warashi:20160613235451j:image
 
 
気になってみて調べてみると
それなりに説得力のある答えが見つかる、
そんな服飾やデザインに溢れた
デレマスやばくないですか?
こうして見てるとほんとに
形態から機能を推測する楽しみのある
動物の観察とか生理動態うんぬんとかと
同じかもなぁーと。
 
 
 
 
 
お次はこの方
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235518j:image
 
 
スポーツ派陸上競技パッション代表
北川真尋選手。オフィシャルサポーターとして
ドイツ巡業の際に素敵な笑顔でチェキってくれた
マルメターノおじさんが居たりする、
ぶっちゃけ玄人向け要素が多い子。
趣味特技が喰う寝る走ること、という
生物として、ホモサピエンスとして
絶対的かつ原始的な活動家。
お昼に地元の製麺所を自身の足で
走ってハシゴしまくったであろうことが
容易に想像できるうどん県民、
うどん県民女子の特徴としてあるように
結構しっかりオシャレさんだったりする。
うどんは消化しやすいうえ
エネルギーとしての変換効率もいいもんだから
喰ったぶんしっかり使わないと溜まりやすいです、
北川選手それでアレなんだからもう
消化能力も運動量もやばそう。
 
 
 
実は上条春菜に次いで
しっかり眼鏡の使い分けをするメガネスト。
普段使いのとLIVE用ので
傾向は似てるものの別物を使用している、
LIVE衣装ではそれぞれに合わせた色やデザインの
スポーツ眼鏡が切り替わっている。
 

f:id:kasen_warashi:20160613235554j:image
 
普段使いのものは
長方形の全ワク細縁タイプ、
北川選手は橙色がお好みのようで
随所に明るめのオレンジがあしらわれることが多い。
特訓前普段着は大抵これ。
 
 
デレステの3Dモデルの際に使用しているのは
特訓後衣装のものだが、ありゃ私物だろうな。
 

f:id:kasen_warashi:20160613235617j:image
 
 
かなり太めの白(灰銀?)プラフレームで
完全にスポーツ用、広い視野と
激しい運動に付随する風圧や遠心力に曝されても
ズレにくいように工夫されたであろう
実際に存在するデザインの眼鏡。
弦にオレンジのワンポイントがあるあたり
北川選手らしさも演出されている。
 

f:id:kasen_warashi:20160613235647j:image
 
 
 
 
唐突な自分語りをするが、
自分はこれに近い形状のやつも使用している。
 
 
 
事務所内でメガネパワーを順序付けるなら
上条春菜に次いで高いとされ、
上条本人からも【眼鏡皆勤賞】を受賞する
相当な実力者であることが窺える。
 

f:id:kasen_warashi:20160614000848j:image
 
 
 
 
 
 
 
それでは最後に皆様お待ちかね
事務所メガネスト筆頭、上条春菜
 

f:id:kasen_warashi:20160613235816j:image
 
就寝用の眼鏡を所持しているのもさることながら
お風呂用の眼鏡も所持していると噂され、
同志八神マキノからも重大な調査対象とされる程度に
メガネストとしての実力は奥深い。
土屋亜子と同様に静岡出身だが
海沿いの都市部というよりは
南側に駿河湾を見下ろす
山辺の茶畑の地主の子みたいなイメージ、
中学から比較的いいとこの私立に通っていそう。
 
 
彼女の眼鏡は千変万化の諸行無常であり、
特定の1つを語ることは
移り行く大自然のほんの一部を
切り取っただけに過ぎない。
 
幾らか先日の午後6時頃の天気や風向きを
明日に向けて語っても仕様のないことに似ており、
最も大事なのは「今」「現在」目の前にする
彼女が携えている両眼の輝きが
如何に在るかを全力で感じ取ることである。
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235857j:image
 
進んでみよう(眼鏡屋へ)
磨いてみよう(レンズを)
と空目するぐらいに感じられたら、
例え裸眼でも貴方は立派なメガネスト。
 
 
 
大分哲学的な表現になってしまったが、
こと上条春菜にとっての眼鏡とは
哲学と同義であるため仕方のないことである。
 
 

f:id:kasen_warashi:20160613235927j:image
 
これも、ランチに誘う目的は
男子に対する興味でなく
その男子のかけている眼鏡への興味であり、
さしずめここで表されている男子とは
動く生体眼鏡置きであるかもしれないという
その想定まで出来るようになると
廃メガネスト入門となる。
 
 
 
 
 
 
 
…と、このように
ここまで記述して一段落したが、
デレマスに於いて
眼鏡に纏わる話題というのは
この程度で終わりはしない深淵に満ちている。
 
今回話題に出せたのは
あくまで、デレステの3Dモデルに限った所見であり
本家のイラストで描かれる
裸眼アイドルのprivate変装用伊達眼鏡や
衣装として使用した眼鏡のことなどもあるうえ
コンタク党が普段使いしている眼鏡もそうだし
LIVE衣装で眼鏡を外す荒木先生やおぐやまさん等の
セパレータメガネストについてもあるし、
裸眼のみでしか描かれたことのないアイドルに
似合う眼鏡とは一体どんなものかという
無限の発展を見せるものでもある。
 
 
眼鏡とアイドルというものは
この宇宙や自分自身の在り方を
哲学するのと同等に無限であり、
そこに時間の概念は伸縮し
5秒という定時間すらも永遠・虚無と化す。
 
是れ即ち【色即是空】【空即是色】であり、
眼鏡の話題を我慢することのできない
5秒といったものの理解が進むことを願うばかりだ。
 
 

f:id:kasen_warashi:20160614000003j:image