真鍋いつきとＰのチリコンクッキング変態編
真鍋いつき「普通そんな食材持ってないですって！」
【チリコンカン応用料理、ライスとケバブに変態編】
↓前回の記事の続きです。
kasen-drafts-wunderkammer.hatenablog.com
ー、あの日から、プロデューサーはチリコンカンの虜となった。
Ｐ「いつきさんや、いつきさんやい」
真鍋いつき「はい？なんでしょうプロデューサー！」
Ｐ「おなかすいてない？」
いつき「あ、あの実はさっき、おにぎり食べちゃって…」
Ｐ「木場さんに師事を仰いで、チリコン修行したからさ、どう？」
いつき「今おなかすきました」
Ｐ「レッツゴーキッチーン！」
いつき「キッチーン！」
～事務所キッチン～
いつき「また、材料全部入れて煮込むだけですよね？かんたーん♪」
Ｐ「手指消毒しましょう」
いつき「これは、大事ですね…！」
Ｐ「はい！こちらが材料でーす」
○チリコンカン２～３人前（いつきなら１人でいける量）
・挽肉（牛豚鶏どれでもいい、合い挽きもOK）
…400gを基準に、300～500程度あればよい
・豆缶（キドニービーン）
…１つ、缶によって内容量まちまちだけど、テキトーでいい
・トマト缶（ホール、カット問わず）
…１つ、豆缶と同じサイズの缶ぐらいが目安、スーパーで安売りしてたら買うべし
・塩
…キーマカレーの具くらいの塩気に調整する量、けっこう入れる。
★チリシーズニングミックス（自作）
…以下内訳
○
小麦粉…大さじ１(15g)と、小さじ１（5g）、計20gほど
クミン…小麦粉と同量ほど、20g弱
オレガノ…大さじ１（15g）
ガーリックパウダー…大さじ１（15g）
オニオンパウダー…大さじ１（15g）
乾燥パセリ…小さじ２（10g）
カイエンペッパー…小さじ２（10g）
黒胡椒…大さじ半分（8g）
砂糖入りココアパウダー…小さじ１（5g）
塩…小さじ１（5g）
シナモン…5gに満たない程度、好きなだけ（なくてよい）
○
いつき「ストップ」
Ｐ「はい？」
いつき「これもう簡単じゃないですよね？」
Ｐ「いつから【かんたんクッキング】だと錯覚していた？」
いつき「えと、私は、何をすれば…？」
Ｐ「食べてくれればいいです」
いつき「わーい」
Ｐ「ッシャオラ！まずは香辛料を混ぜるぞー！」
いつき「こんなに種類が…しかも計量に手間がかかりそうですね…」
Ｐ「うん、だからね、こう…最初の小麦粉だけ量ったら、あとは目分量で…」
いつき「そんなテキトーでいいんですか…」
Ｐ「だってアメリカンクッキングだからね、こまけぇこたいいんだよ精神でいこう！」
いつき「うわ…これってもしかして女子力どん底なんじゃ…」
Ｐ「はーい、香辛料をこの容器に入れていきますよい」
いつき「プロテインシェイカーですねそれ」
Ｐ「これ便利」
いつき「振って、振って…で、おしまい。」
Ｐ「あとはもう、前のやりかたと同じでーす！」
いつき「じゃあ、前の粉を買えば済むはなしなのでは…？」
Ｐ「いやだってさ、前回のあの粉使うと１人で食べるには多くない？」
いつき「えっそうですか？」
Ｐ「ゴメン聞くひと間違えた」
いつき「ちょっとは乙女をいたわってくださいよ！」
Ｐ「ま、とりあえず、自分で用意するぶんには、量の自由度が高いよね？」
いつき「そうですねー」
Ｐ「あともうひとつ。あの粉、スーパーとかで売ってるの見たことある？」
いつき「…ないですね。」
Ｐ「だからさ、自分で粉を作れたら、肉と豆とトマトあるだけでいいわけですよ！」
いつき「だからといって、ここにある調味料とかも見ないモノが…クミン？」
Ｐ「いや普通の家庭にクミンとオレガノくらいあるでしょ？」
いつき「普通そんな食材持ってないですって！」
Ｐ「さあ、アメリカン精神で続きいきましょー」
いつき「鍋でお肉を炒め…なんでそんな油を垂らす位置が高いんですか」
Ｐ「オリーブオイルの作法です」
いつき「それで、お肉を入れ…る前に何を炒めようとしてるんです？」
Ｐ「にんにく。」
いつき「指定材料にないですよね？」
Ｐ「いやぁ、やっぱ生にんにくから炒めたくなっちゃって。別になくてもいいし…」
いつき「ええそんな…あっ、すっごい、いい匂い…！」
Ｐ「お肉ドーン！」
いつき「もっといいにおい！」
Ｐ「で、ここでちょびっとね、さっき作った香辛料ミックス粉を、さっさー」
いつき「うわあ…！すっごくイイにおい！」
Ｐ「ケバブ屋台っぽい匂いしない？」
いつき「しますします！あの香り！おなかがへってきます！」
Ｐ「じゃ、炒まったから豆缶ドーン！ついでにさっさー」
Ｐ「混ぜて…っと」
いつき「トマト缶もどーん！」
Ｐ「はい、粉ザバーっとな」
いつき「あれ？その粉、ちょっと残ってません？」
Ｐ「うん、あとで使うから、小さじ１杯ぐらい残しとくのです。」
いつき「さっき作った調味料の粉、全部入れちゃうのはダメなんですね。」
Ｐ「いや、全部入れてもいいんだよ？それにちょっとぐらいなら残しておいても大丈夫！てきとーてきとー」
いつき「あ、アメリカン精神ってやつですか…」
Ｐ「あ、あとこの時点でお塩入れちゃおう。」
いつき「前、留美さんと作ったときより、お塩多くないですか？」
Ｐ「うん、今日はね、このチリコンカンは単体じゃなくて、他と一緒にするから。」
いつき「おお！応用料理なんですね！」
Ｐ「そうそう、んー、よし混ざった」
いつき「色合いが、ずいぶん違いますね…」
Ｐ「ね、大分…茶色が強いですねえ」
いつき「前はもっと赤かったのに…」
Ｐ「パプリカを入れてないからねー」
いつき「それがあれば赤くなるんですか？」
Ｐ「うん、たぶん。パプリカは色味がメインで、辛味や香りはないから除外しちゃった」
いつき「見た目にも気を遣いましょうよ、おいしさ半減しちゃうじゃないですか…」
Ｐ「いや、チリコンは赤くておいしい、という先入観を捨てよう！茶色くておいしい！」
いつき「まあ、香りはいいですよね！」
Ｐ「さて、沸騰し始めたから…」
いつき「今から15分、待機ですね。」
Ｐ「いや、煮込みながら別の作業をするよ！」
いつき「もしかして、応用する作業ですか？」
Ｐ「チリコンカンを応用した２品！楽しみにどうぞ～！」
いつき「わーい」
【チリコンライス】
Ｐ「ほい、大きいお皿を用意します！」
いつき「カレーライス皿ぐらいありますね」
Ｐ「ココにお野菜を、ドーンとね…」
いつき「レタスと、千切りキャベツと、オニオンスライス、ですね」
Ｐ「たまねぎは辛みを抜く為に、事前に切って放置してたんだけど…」
いつき「レタスとキャベツの用意は、チリコン煮込んでいるうちにもできるんですね？」
Ｐ「そうそう、あ、でもちゃんとチリコンは時々混ぜるよ、放っておきすぎないようにね。」
いつき「そうしたら、お野菜の上に…」
Ｐ「お米をドーン」
いつき「お米ヘンじゃないですか？」
Ｐ「雑穀米でしてよ」
いつき「あー！もうわかりましたよ！この上にチリコンカンかけるんですね！」
Ｐ「そうそう。で、そろそろ…チリコンできたってことにして！」
いつき「茶色」
Ｐ「お野菜と、お米の上にチリコンカンの具を乗せまーす」
いつき「おお…でも、なんか色合いがさみしいですね」
Ｐ「じゃあ、なけなしの女子力を…」
いつき「プチトマト」
Ｐ「これが、『チリコンライス』です！」
いつき「プチトマトでもいいですけど、もっと、こう…ありません？」
Ｐ「あとは、普通の生トマト添えてもいいし、アボカドとかチーズとかもいいよね。」
いつき「それ！そういうのですよ！ないんですか？アボカド！」
Ｐ「ゴメンない」
【チリコンケバブ】
いつき「では、応用２品目ですね、何をするんですか？」
Ｐ「さっき、香辛料ミックス粉、ちょっと残しておいたでしょ？」
いつき「あ、ありましたね！」
Ｐ「コレ使って…ソースを作りまーす」
○特製ソース
・トマトケチャップ
・マヨネーズ
・チリソース（スイート、ホット問わず）
を、同量ずつ混ぜる。
その混ぜ物に、前述のチリコンミックスを混ぜるだけ（量はテキトー）
前述のチリコンミックスがない場合は
・クミン、オレガノ、ガーリックパウダーを同量混ぜたモノでもOK
いつき「オレンジ色っぽい、鮮やかなソースができましたね！」
Ｐ「コレね、おいしいんだ…」
いつき「でも、ソースをどう使うんですか？」
Ｐ「はーい、いつきちゃんこちらをご覧ください。」
いつき「ケバブのパン！！」
Ｐ「ピタパン登場、たまにスーパーで見るようになったなー」
いつき「つまり、このソースは、もしかして！」
Ｐ「ケバブのドレッシングっぽいやつでーす」
いつき「と、いうことは！このパンにさっきのお野菜を入れて！」
Ｐ「このソースも入れながら！」
いつき「チリコンカンを詰めれば！」
いつき「『チリコンケバブ』ですね！！」
Ｐ「なけなしの女子力を加えよう。」
いつき「プチトマト」
Ｐ「さーて、できました『チリコンライス』と！」
いつき「『チリコンケバブ』ですね！」
Ｐ「あ、あとね、チリコンライス食べるときに、途中でコレかけるとおいしいよ」
いつき「なんですかこの…赤い、油？」
Ｐ「ペペロンオイルってやつです、ちょっとお高いんだけどコレはほんとおいしいです。」
いつき「へぇ…」
Ｐ「じゃ、食材という命に感謝して…」
いつき「いただきます！」
ソル レオーネ ガーリック&チリ フレーバー オリーブオイル 229g
- 出版社/メーカー: 日欧商事
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
